戦う前の一時・・・
スキロスの総攻撃に備えて印持ちは戦う訓練をする。なんか、訓練の様子見てると、竹槍でアメリカ軍に挑もうとしている日本兵を彷彿とさせるんだけどｗ 女子達がリコスを連れていってしまった。まさか虐めか！？いや、砂クジラに虐めをするような陰湿な女子はいない、彼女達はリコスに可愛い服をくれたり、優しく接してくれた。そして一緒に戦いたいと言ってリコスの手をとる・・・
「私たち・・友達殺されたの・・」
前回の襲撃の時に友人を亡くしていたのね・・・仇を討ちたいのだろうけど、今度の戦いでこの娘達が死んじゃったら嫌だな。
長老会の一人、ラシャがスオウに「子供達は明日人を殺してしまうかもしれない。明日死んでしまうかもしれない、それをお前が決めたんだ」と囁く。このラシャとかいう婆はいったい何が言いたいんだ・・・スオウの人心惑わすような事言わないでよ。
幼い頃のオウニｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!
か、かわいい・・親が誰なのか誰も知らない、ある頃から居住区の片隅に現れるようになった・・・ってオウニくん、ほんとどこから来たんだろうね。オウニと最初に友達になったのがニビなのか。ニビも美少年なので、幼い頃のニビも可愛い。
「仲間になれ！
そうすればおまえを外へ
連れだしてやる！！」
ニビの仲間になったオウニ。それ以来、ニビ達と共に行動し今に至る。ニビは今もオウニを外に連れて行く事を諦めていない。ニビくん、なんか死亡フラグ立ってるような気がするよね。ニビはオウニがいつか一人でどこかに行ってしまうのでは・・とオウニに不安な気持ちを伝えた。後ろを振り向かずに「行かねえよ」と答えたオウニ、ニビは『こっち見て言ってくれよオウニ・・』と心の中で思った。
女子達からもらった服を仕立て直したものを着てチャクロの前に現れたリコス。可愛い！ リコス、その姿をチャクロに見てもらいたかったのね。その上、もらった古着を縫い直してチャクロの分も服を用意してくれていた。照れてるリコスが可愛すぎるんですけど。
「心なんか邪魔だ」
と思うリコス、もしやチャクロに対して淡い恋心を？
スキロスの襲撃の前日、チャクロ達はちょっと過激ないたずらをしてスオウに砂をかけさせて、スナモドリのお祭りを楽しんだが、それと同時にスナモドリにあるもう一つの意味を噛みしめる。それは砂に溶けていった故人たちのたましいがかけられた砂を通して帰ってくるというもの・・ チャクロ達はそれぞれ亡くなった親しい人達の事を想う。お盆的な感じ？
団長、妻がいたのかい。明日の戦いを控えた団長は妻のシエナに告げる。
「自決の用意をしておきなさい。
死体が醜いのはいけない」
だんちょ～ニコニコしながら怖い事を言うのね・・変わってるなんてもんじゃないぞ！ 妻の涙を見て、団長は何を思ったのか・・
チャクロが一人でいるとネリにそっくりな娘が現れた。ネリはファレナの傷を癒す為にファレナのお腹に帰ったという・・・現れたのはネリの血をわけた双子のエマ。エマは明日生き残る事ができたら、ファレナの秘密を全部教えてくれると言ってきた。その後、すぐに飛んでいってしまったエマ、飛んでいく姿がなんか面白かったがｗ ネリもだけど、彼女も不思議な存在よね・・。
そしてやってきた戦いの日。海は砂嵐になり砂柱があがっていた。視界が非常に悪いが、これは泥クジラの防衛作戦にとってはもしかしたら吉かも！？ スキロス内に侵入しスキロスの破壊を試みるサイミア能力の高い特別任務突撃隊はスオウの所に集まり作戦の確認、スオウは自分で編んだお守りの腕飾りを配る。や、役に立たねえ・・(。_゜☆ﾊﾞｷｯ
要らないといったオウニもトクサくんが無理矢理腕飾りを装着。リコスにも装着。そしていよいよ出撃の時が・・！ 笹舟に乗って密かにスキロスに乗り込む戦法だが、特別任務突撃隊に選ばれていないニビが一緒に行くと言ってきた。いや、ニビくん辞めといた方が・・。 するとどこからか砂嵐以外の音が。リコスは言う・・
「来てる・・・
敵はすぐそこにいる・・！」
砂嵐の中からスキロスの姿が・・！
うおおお・・・次回はいよいよ戦いの時！ 主立ったキャラが誰も死ななければいいが、ニビくんが危ないような・・・。
予告
オウニかっこいいぜ
クジラの子らは砂上に歌う 第1節 私たちの大事な世界の全てだった
クジラの子らは砂上に歌う 第2節 鯨（ファレナ）の罪人たち
クジラの子らは砂上に歌う 第3節 こんな世界は、もうどうでもいい
クジラの子らは砂上に歌う 第4節 泥クジラと共に砂に召されるのだよ
クジラの子らは砂上に歌う 第5節 逃げるのはイヤだ
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クジラの子らは砂上に歌う 第6節 明日、人を殺してしまうかもしれない
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