2月28日 晴れ
私は今日、前々から考えていた事を思いきって告白した
ささみさんが前々から考えていた事とは…
同じクラスの邪神3姉妹の一人、邪神かがみに
「私の友達になって」と言う事だった。
思い切って告白したささみさん、最初、かがみは
猛烈に面倒くさい気配がしたので関わり合いたくないと
友達になる事を断ってきたが、必死で頼むささみさんに根負け
して、友達になる事になった。
ささみさん、学校に通い出して以来、まず最初の自己紹介の
時に、担任の神臣から、引き籠もりの可哀相な子と紹介され
みんながドン引きしてしまい、友達がまったくできない状況が
続いていたという… アララ
ささみさん、必死で頼むのはいいけど、まずはかがみあたりでとか…
「あ、だからね、かがみで友達の予行演習したいの!」
ええええ…予行演習…?
「かがみなら私の立場とか知ってるから、私も余計に気負ったり
しないで済むし、良い練習台だと思ったの!ホラ、繋ぎの友達っていうか…」
かがみ「貴方、人間としてどうかと思う発言をしているのは自覚していますか?」
ささみさんヒドスww
照れ隠しか、言えば言うほど、なんか酷い事を言うささみさん。
しかし、その熱意は通じ、かがみは友達になってくれる事になった。
そして私に初めての友達ができた
さっそく翌日から、ささみさんはかがみにベッタリ…
昼休みに食事を取る必要がないかがみを食事に誘い、断られるが
学食に行こうとささみさんが言うと、最初は「うわー、うざっ」
と言っていたのに、何かにハッとして、学食に一緒に来てくれる
事になった。ん?なんで気が変わったんだ?
学食に行くと、つるぎと神臣が大食いバトルの真っ最中
すでに大食いバトルに敗れ去った人々から声があがる
「やられはせん! やられはせんぞう!」
「我が校のチビッ子先生は化け物かっ」
なぜ、いきなりガンダム…w
神臣は倒れ、邪神つるぎの勝利…
お腹、超膨らんでるぅううう
こ、これは見ようによっては妊婦…w
かがみがつるぎと話していると、食事を運んできたおばさんが
転けて、うどんみたいな汁系の食事が思いっきり、かがみの
頭にかかってしまう。えええええ…
すみません、ささみさん、私は着替えに行きますので
お昼は一人で食べて下さい。
その様子を見ていた、つるぎは「んんん?」と何か怪訝
そうな表情を浮かべる… なんだ?何かあるのか?
休み時間…
トイレに一緒に行こうとかがみを誘ってくる鎖々美さん。
女の子同士、手をつないでトイレに行くのは友達の鉄板だと
鎖々美さんは言うが、かがみはトイレに行く必要がない…
かがみが断ると、ささみさんは「私達、友達だよね…?」と
寂しそうな表情、その顔を見たかがみは一緒にトイレに
行くことにするが…
なぜか、かがみに次々とふりかかる災難。
ええええ…大量の画鋲、落ちてくるタライ、崩れてくるロッカー…
なんだ?? イジメ…じゃないよな。誰もいないし。
かがみ「今日は星の巡りがよくないようです。排泄には一人で行って下さい」
星のめぐりっていうレベルなのか、それ…w
学校の帰り、神臣と一緒に回転寿司で食事をする鎖々美さん。
もちろん、神臣に食べさせてもらうのだが、その前の注文も凄かったw
シャリ半分にして→ワサビ嫌い→シャリにお醤油つけたら殺す
ここまでの注文通りの寿司を神臣が調整して、鎖々美さんに食べさせる…
唾液の糸が引いてるのが(・∀・)イイネ!!
食事をしながら、鎖々美さんがかがみの話ばかりするので
ヤキモチを焼いた神臣は、自ら回転台に裸で横たわって
「僕を食べて下さ~い!!」と女体盛りならぬ、男体盛り…w
ええええ…
神臣 「僕が一番鎖々美さんを愛する事ができるんです!!」
鎖々美「お寿司を乳首に乗せるなあぁあああ!」
お寿司屋からお兄ちゃんを叱りながら帰っていると
何かただならぬ気配を感じた鎖々美さん。あたりを見回すと
少し先の電柱の街灯の下に、かがみが座り込んでいた…
な、何があったの!?
かがみはこの程度はすぐに回復するから心配ない、
友達でいるのは学校の中だけにしてくれ、ベタベタされるのは
迷惑だ、と言ってヨロヨロと去っていった。
なんだ?? 何がかがみにあったのか…
終業式まであと6日…
鎖々美さんが、いつものように教室で寝ているかがみに
映画の鑑賞券が当たったから一緒に行こうと誘うと、
先約があるからと断られる。その上、暫くは遠慮して
頂けませんか?と言われる鎖々美さん。
鎖々美「あの…私ウザイかな?」
かがみ「いいえ、私の生活に、人生に、貴方の存在などちっとも影響をもたらしていません」
かがみのこの言葉を聞いた鎖々美さんは泣き出し
「もういいよ…もういいよ!!」と叫んで去っていった。
あうう、鎖々美さんが誘おうとしていた映画のタイトルが
「Best Friend」ってなんて皮肉な…
神臣は職員会議なので、一人で帰ろうとすると、かがみが
他の女子達と楽しそうに話している姿を見てしまう鎖々美さん…
「どうせ私に普通なんて無理なんだ…こんな事なら外に出るんじゃなかった」
と思いながらトボトボと一人下校していると、公園でたまが
小学生と遊んでいた。あ、たまも小学生か…w
たま「そんなとこ、触っちゃダメ!」
クソガキ共、たまの体、触り倒してるww
目隠しをして鬼になっているたまは、鎖々美さんの匂いを
嗅ぎつけ、飛んでくる。鎖々美さんが何も喋らないと…
舐めて確認…
オオッ
たま「これはママりんの味だぁ!」
たまは鎖々美さんが悲しんでいるの察して、悲しいと
神々が気を利かせて世界を歪めちゃう危ないし、それに
自分は鎖々美さんが笑っているのが好きだから、遊ぼう!と
鎖々美さんを遊びに誘ってくる。 たま、いい子だよぉ…
暫くたま達と遊んで、小学生の子供達が帰った後、鎖々美さんは
自分には友達がいない、友達ってどうやって作ればいいのかな?と
たまに訊いてくる。たまは不思議そうに首をかしげ、かがみと
鎖々美さんは友達じゃないの?と言う。
なんと、家でかがみは、嬉しそうに鎖々美さんと友達に
なった事を話していたそうな…
たま達、神様だからいつも不安なの…
神様だから望んだだけで改変して誰でもお友達に
しちゃう事ができる。だから怖いの。
どれだけ遊んでも、大好きだよって言われても、もしかしたら
たまが無理矢理言わせてるかもしれないの…
でも、ママりんとかがみ姉はどっちも神様だから
改変とかじゃなくて、本当の友達だから羨ましいの!
ママりん、かがみ姉の事、宜しくお願いします。
あと、ちょっとで終わるから…
終業式までには終わるから…
これだけはかがみ姉が自分で頑張らなくちゃいけない
事なんだって。だから、待っててあげて
終わる?どういう事だ…
その頃…かがみは一人学校で激しい戦闘を繰り広げていた。
なんかすごい事になってるんだけど…
鎖々美さんは全てを悟って、学校に向かって走る。
八百万の神々は最高神に気に入られようと媚びを売ってくる。
そして、今の最高神は鎖々美さん… 友達が欲しいと願って
しまった鎖々美さんがかがみを選んでしまった為に八百万の
神々が嫉妬してかがみに攻撃を加えていた結果が、かがみを
襲った数々の災難だった。友達でいるのが学校だけというのは
平穏を保てるのが学校内で精一杯だったから…
かがみが鎖々美さんに何も言わなかったのは、友達である
鎖々美さんに余計な気を使わせたくなかったからで、今
かがみは全てを一人で片付けようと戦っているのだ。
今回のかがみの戦闘シーンは、また凄かった!重火器ガンガン!
かがみ「逆らうものを冥土に送るのです。友達、メイトだけに!!」
学校に到着した鎖々美さんは神々に「あんまり私を怒らせないで」
と一喝。あれ、神々っていうか、もう妖怪にしか見えないんだけどw
神々はすごすごと居なくなり、教室に行くと、校内の掃除(戦い)を
終えたかがみが座り込んでいた。鎖々美さんに余計な心配を
かけないように、平然と振る舞い、いつもの口調でしゃべる
かがみだが、鎖々美さんには彼女の真意がしっかりと伝わっており
鎖々美さんは涙が止まらない。昼間、かがみが一緒に居た
女子達も悪神が取り憑いた女子達で、それを祓っただけだという
事が判明…
とにかく、もう校内には鎖々美さんに取り入ろうとする惡神は
居ないので、これから友達を作る時、それは改変ではなく、
鎖々美さんの実力で作った友達になるとかがみは言う。
鎖々美さんは思わずかがみに抱き付く。かがみは鎖々美さんを
突き飛ばすが、それにもめげずまた抱き付いてくる鎖々美さん。
大泣きしながら、かがみに謝り、もうかがみに酷いことしないように
神々に言うから…と言った後、ささみさんは再び…
「私の友達になって。お願い、かがみ、練習台なんかじゃなくて
本当の友達になって!!」と懇願。
かがみは自分は本当は温かい人間になりたかった…と本心を吐露。
ささみ「かがみはもう温かいよ…」
かがみ「私は人間になれるでしょうか?友達になれるでしょうか?」
ささみ「なれるよ。ううん、これから二人でなっていこうよ、かがみ!」
よかったねえ…
エンディング…
かがみとささみさんバージョンキタ――(゚∀゚)――!!
かがみのやる気のない歌い方ww
今回はこんな感じでした
( ;∀;) イイハナシダナー
あの数々の災難、最初、鎖々美さんを誰かがいじめようと
していて、それをかがみが代わりに全部受け止めているのか??と
思ったんですけど、事の真相はそうだったのか… 確かに
なんか怪奇現象のような災難だったからなあ…
かがみが友達である鎖々美さんに余計な気を使わせたくないので
自分で全て片付けるという気持ち、かがみは自分が人間じゃないからと
思っているようだけど、もう立派な人間、っていうか、それ以上の
温かい人間だよね~。
つるぎは、この事に気付いていたんだろうか、学食で何かに
気付いていた感じだったような気がしたんだけど。
たまの言葉もよかったね~ ささみさん、あの公園で偶然にも
たまに会わなかったら、かがみが戦ってる事なんか、気付かない
ままだったのかもしれない…と思うと、ほんとうにあの場で
たまに会ってよかった。たまは小学生かもしれないが、何か
いい神としての噐の大きさを感じる。
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 明日からがんばる
第2話 自宅警備員
第3話 働いたら負け
第4話 実家に寄生
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ささみさん@がんばらない 第5話 まだ本気出してないし レビュー
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